京阪を1日で完乗しよう、という試み(i) 〜2017年5月遠征③〜
こんにちは。たかまろです。
最近、「アマゾンでポチる」という行為を学習してしまいました。店舗に出向かなくてもワンクリックで購入できるという素晴らしいシステムに感動してしまい、私の財政はいよいよピンチです。誰か貢いでくれないかなぁ…。
さて、話を旅行に戻して3日目は京阪電車を全線完乗しようという試みに出ます。京阪さんは、ダブルデッカー車や、地下から山まで走る路線などなかなか関東では味わえない面白い体験ができる会社です。昔から乗ってみたいとは思っていたもののスケジュールが合わず、今回京都での1日を利用してやっとの思いで実現させました。
旅の始まりは出町柳から。ここでフリーきっぷを購入しまず出町柳を目指します。
まず最初に乗るのが京津線。西端は地下鉄東西線と直通し、途中には急勾配の区間を挟みながら最後は路面区間を走るというなかなか個性の強い路線です。浜大津まで乗車し、ここからは石山坂本線で石山寺へ。
ここで少し寄り道。駅名の由来にもなっている石山寺へ歩を進めます。
当寺は『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などの文学作品にも登場し、『源氏物語』の作者紫式部は、石山寺参篭の折に物語の着想を得たとする伝承がある。「近江八景」の1つ「石山秋月」でも知られる。
wikipediaの記事を見てみるとご覧の通り。誰もが1回は聞いたことがあるような文学作品のいわば聖地のようなところです。境内にはツバキやツツジ花が咲き誇り、辺り一面の新緑と相まって自然の美しさをこれでもかと魅せてくれます。旅程上では数十分で帰る予定のところを1時間以上も滞在してしまいました。
石山坂本線を最後まで乗り通し、ケーブルカーなどを乗り継いで続いて向かったのは比叡山。かなりの高さのところだけに見晴らしは素晴らしいもので、琵琶湖周辺や京都の町並みを見下ろすことができました。
コバトンさんもご満悦
叡山電車、京阪本線、宇治線を乗り継いで続いて向かったのが宇治。駅前には京都っぽい(語彙力不足)街並みが広がり、駅から少し歩いたところにかの有名な平等院鳳凰堂があります。GW真っ只中ということもあり非常に混雑していたので参拝は断念。名物の抹茶を使用したというアイスクリームを食べ、次の目的地に向かいます。
抹茶アイスクリーム
朝霧橋
次に向かったのが石清水八幡宮。京阪唯一の鋼索線である男山ケーブルに乗り山頂に向かいます。
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は、京都府八幡市にある神社。旧称は「男山八幡宮」。二十二社(上七社)の一社で、伊勢神宮とともに二所宗廟の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
こちらも伊勢神宮や鶴岡八幡宮と肩を並べる主要な神社です。宇治の平等院鳳凰堂に対してこちらは比較的空いていました。境内ではお宮参りも行われていました。
立派な境内
八幡市周辺の景色を眺められる
記事がめちゃくちゃ長くなりそうなので今回はここまで。続きは次の記事にて。
新歓イヴェント 〜2017年5月遠征②〜
こんにちは。たかまろです。
本来旅行の道中に書くつもりだった記事ですが、思ったより疲れが溜まっていたようです電車では車掌を眺めながらぼーっとし、宿に着くなり爆睡という始末でしたため、全く更新できずに旅だけ終えてしまいました。
今回やっと時間が取れたのでここで記事を書き進めていくことにします。
2日目、鉄道研の新歓イベントで大井川鉄道のSLに乗車。OBさんたちも集まり車内は賑やかなムードに。部員各位は千頭まで乗車しましたが、旅程が厳しかった私はやむなく家山で途中下車し金谷まで帰ってきました。
大迫力のSL
金谷からは東海道線で浜松へ。ここで名物の浜松餃子をいただきます浜松餃子の特徴といえば餃子とともに盛り付けられるもやし。一回食べてみたかっただけにとても満足でした。
名物浜松餃子
その後、例の切符のルート通り東海道線で名古屋へ。伊勢名物の赤福を購入後は関西本線で亀山に向かいます。運良く313系クロスシートを引いたので、窓際座席で爆睡しながらの快適な移動となりました。
亀山からは関西本線の非電化区間を西に進みます。途中2,3回の長時間停車を挟みながら列車は加茂に到着。ここから大和路線、奈良線と乗り継ぎ、この日は京都の友人宅で1泊。こんな時期に泊めさせていただきとても感謝しています。
乗りつぶしメインだったのであまり特筆することもない1日でした。次記事からは沿線の観光なんかもしていくのでお楽しみに。
初めての大井川鐵道! 〜2017年5月遠征①〜
こんにちは。たかまろです。ただいま私は奈良線に乗っています。さすが動く博物館、103系に乗れるなんて…。
さて、私はバイト先からGWの5連休を見事獲得いたしまして、先日よりぶらっと旅行に出ております。3月までは週4-5で8h勤務ということもあっただけに、ここまで出勤のない休日も久しぶりなものでございます。
というわけで、また旅行先でこのように日記をつけていきたいと思います。
■2:30 大岡山出発
大学で寝泊まりというのもやり慣れてきた今日この頃、旅行前日のこの日も大学で夜を明かしていました(明けていないが)。
時刻は朝の2時半。旅程の都合上どうしても自宅のある川越からは間に合わないので大岡山が旅の起点に。東海道線の始発に乗るためここから歩いて品川駅を目指します。
今回の旅の友。都区内発都区内行き。
■4:10 品川駅
お願いシンデレラが脳内ループしYouTubeでデレマスのMVを見ながら歩くこと1時間半、品川駅に到着しました。ここから始発に乗り東海道本線を下っていきます。
■6:39 沼津駅
熱海での乗り換えを経て、沼津に到着。本日最初の目的である「ホームライナー静岡31号」に乗車します。普段は普通列車で通るこの区間も、320円の課金でとても快適に通ることができました。唯一自動放送の収録に失敗したのが心残り(マイクのプラグの挿入場所を間違えた)。
人権を金で買うプレイ
■7:40 静岡駅
静岡駅で駅そばを食べ、目指すは大井川鐵道。ひたすら東海道を進みます。
山菜そば。おいしい。
■8:49 金谷駅
大井川鐵道の玄関口、金谷駅に到着。ここからは大井川周遊きっぷを利用します。初めに乗車したのが元南海の車。千頭まで向かいます。
ちっちゃくてかわいい
■10:14 千頭駅
ここで井川線に乗り換えます。元貨物用に作られたトンネルを走行するため、客車はとても小さくなっています。高さは私が立ってギリギリ天井に付くかつかないか、横幅は座席3人分と通路で目一杯というコンパクトな客車に乗り井川を目指します。
何と言ってもこの路線の目玉はアプト式区間。急勾配を登るために線路上のラックと車両の歯車を噛み合わせて走行していきます。実際乗っているだけでその急勾配がわかるというとんでもない区間。日本唯一のアプト式を体感できました。
■12:06 井川駅
途中立ち上がる際に何度も座席上の網棚に頭を打ちながらも列車は井川駅へ到着。30分ほど滞在し来た列車で折り返していきます。
■13:15 奥大井湖上駅
次に降り立ったのが奥大井湖上駅。川のうねりによって半島のように突き出た部分に駅は設けられています。ここで雄大な自然の景色を眺めながら1時間後のバスを待ちます。
まさしく陸の孤島のような場所に駅はある
奥大井レインボーブリッジを渡る列車たち
■14:40 千頭駅
バスに揺られて30分。また千頭駅に戻ってきました。ここからはSL急行に乗り新金谷へ。その後はサークル合宿の宿泊地である磐田を目指しました。
宿の夕飯が美味しい(*´∀`*)
というわけでワイワイガヤガヤやって1日目は終わり。次の記事に続きます!お楽しみに。
雨男も極めれば雪を呼ぶ 〜2017年3月遠征⑤〜
こんにちは。たかまろです。今回も前記事の続きです。
宿を急遽変えて郡山に宿泊。翌朝起きてみると一面の銀世界。前の晩から降ってた雨が雪に変わっていたようです。風は強いし雪はかなりの勢いで降ってくる、そんな悪天候の中私は郡山から水郡線で水戸方面へ。
郡山駅もこの通りの大雪
吹雪の中発車を待つ水郡線
対向列車も雪化粧
ちょっと寄り道をして常陸太田駅へ。かつて日立鉄道常北太田駅があった場所はスーパーに。わずかながら廃線跡も見ることができました。
かつての常北太田駅があったと思われる場所。跡形もない状態である
川沿いの右の敷地が日立鉄道跡
水戸からは鹿島臨海鉄道で大洗へ。ガルパンの聖地として一躍有名になった観光地です。街中の至るところにガルパンのキャラの描かれたのぼりが立てられており、街ぐるみでアニメを愛しているのだなぁと実感しました。
ガルパンラッピングの車も
ガルパンラッピングの車両にも遭遇
大洗にいた頃が風雨のピークのようで寒さに震えながら街中を散策。流石に耐えられなくなり水戸に戻る。つかの間の休憩の後、バイト先へと帰路に立ったのでした。
今回の旅ではいろいろな方に出会うことができました。前半戦で一緒に無茶苦茶なことしまくった同行人を始めとして、道中であった方々には心から感謝しています。楽しい旅をありがとうございました。
「またこんな時間を過ごしたいなぁ」、そんなことを思いながらバイト先へ向かう私でした。
寝る子は育つし睡眠学習もできる 〜2017年3月遠征④〜
こんにちは。睡眠のプロフェッショナル、たかまろです。
最近の悩みは「めちゃくちゃ寝てしまうこと」です。そこそこ快適な環境で座れさえしてしまえば基本的にどんな所でも寝ることができてしまいます(というかこれが普通じゃないというのに驚き)。この《睡眠芸》は例え講義中であっても発揮されてしまい、友人には「90分講義で100分寝る」などと言われる始末。どうにかしたいものです。
さて、今回も旅行記の続きです。ここにきて私の《睡眠芸》が炸裂します。
ながらで検札後ほぼ全区間寝通した私は、東京から中央線で新宿へ。ここで2日目までの同行者(夜行バスで上京)と半日ぶりの再会。新宿で朝食をともにして各々別行程に。
新宿から埼京線で大宮に行き、新幹線課金をして新潟まで。図らずも全廃で話題の2階建て新幹線に乗ることになりました。上越新幹線にはたまにお世話になるだけに、2階建て新幹線の全廃は一つの時代の終わりを感じさせるものでした。せっかくなので記念程度に色々と撮影。
考えなしに駅先で at大宮 2017/03/26
2階建て新幹線特有の案内
その後、新潟からは「快速きらきらうえつ」で酒田まで。眺望良好な専用車からの雄大な日本海や雪化粧をした山々は素晴らしいものでした。そしてここであろうことか寝てしまう私。天気はいいし座席はいいしという好条件なので仕方ないですね、にゃんにゃん。
きらきらうえつの車両
酒田では観光用レンタサイクルが出払ってしまったために1時間強もの時間を駅構内で過ごすことに。暖かい待合室で寝てるとあっという間でした。ここから「快速最上川」で新庄へ(余目あたりで寝て起きたら新庄手前でした)。
乗り継ぎ時間の1時間強で新庄駅周辺を散策し、ここからは奥羽本線をひたすら南下。雪の残る鉄路を駆け抜けます。山形を過ぎると列車は人影の見当たらない真っ暗闇の中を突っ走ります。シェルターの中に設置された簡易的な作りのホームたち。惹かれるものがありました。今度は日が出ている時間に通ってみたいものです。
新幹線と在来線の共演が見られるのも山形線ならでは
リゾートみのりの車両。降りたらいたのでついでに
福島に近づくにつれ天候は下り坂に。風雨の吹き付ける中、夜の山道を歩くなどというスリリングなことはやりたくなかったのでここで急遽宿を変更。この日は郡山までで切り上げることにしました。
泊まったのはいわゆるビジネスホテル。ここで寝落ちして翌朝を迎えましたとさ。
続きは次の記事にて。
たかまろが阪神電車を堪能する回 〜2017年3月遠征③〜
こんにちは。たかまろです。今回も前記事の続きです。といっても撮った写真を羅列する回になりそうです…。
須磨を出て淀川に行き撮影。
山陽車もかっこいい at淀川 2017/03/25
at淀川 2017/03/25
at淀川 2017/03/25
お気に入りの青胴も at淀川 2017/03/25
8502F。前3両と後3両で形が異なる at淀川 2017/03/25
淀川で同行者と解散(と言っても翌朝東京で会うのですが)し、私は大物へ移動。
センバツやら神戸開港150周年やらつけている at大物 2017/03/25
at大物 2017/03/25
撮ってる間に8502Fが一往復してきました at大物 2017/03/25
at大物 2017/03/25
最後は福〜伝法間の橋梁を撮影。天気がいい日に来たかったですねぇ…。
at福-伝法 2017/03/25
このあと梅田で夕食をいただき、ムーンライトながらで東京へ戻りました。修学旅行以来の阪神電鉄を堪能できてとても幸せでした。また行きたいですね。続きは次回にて。お楽しみに。
ラブホもラブしなければホテル 〜2017年3月遠征②〜
こんにちは。たかまろです。
ただいま水郡線に乗っていますが雪がすごい。めったに雪に出会わない関東の人間としてはとても新鮮な体験です。傘さえ忘れなければもっと快適に旅ができただろうに、装備はきちんとして旅行に挑みたいものです。
さて、今回は前記事の続きでございます。物議を醸した(?)宿泊地というのがこちら、神戸元町にあるチャペルスイートさん。いわゆるラブホテルというものです。料金は、金曜夜にも関わらず2人で5,980円(クーポン利用)。めちゃくちゃ安い。そしてこのホテル、無料でパフェの食べ放題と朝食がついてくるという神がかった待遇。これだけのサービスがついていて、立地も元町駅から徒歩15分程でありそんじょそこらのビジネスホテルより良いかもしれません。
ベッドはもちろん1つなので同行者を選ぶ
ホテルで夜を明かし、翌日は垂水舞子1dayきっぷでフリーエリア内を散策。
1,300円で十分楽しめます
初めに武庫川線へ。2両編成の列車が往復するかわいい路線です。
at洲先-東鳴尾間 2017/03/25
at洲先-東鳴尾間 2017/03/25
本線に戻り、香櫨園で撮影。晴れたり曇ったりのはっきりしない天気に悩まされました。
at香櫨園 2017/03/25
at香櫨園 2017/03/25
青胴さんかっこいいし好き at香櫨園 2017/03/25
その後は須磨へ。オフシーズンなのにどことなく夏感の溢れる街並み。何がそうさせるのでしょう。不思議。
このあとの写真量がえげつないので今回はここまで。続きをお楽しみに。