トイレと私
お久しぶりの更新になってしまいました。たかまろです。
これいつも言ってる気がしますね。いい加減定期的に更新するようにしたいとは思いつつ、お休みの日に昼前までお布団でぬくぬくしてる時間が幸せすぎるのです。神様どうかこの怠惰な私を許してください。
アドベントカレンダー
さて、世間にはAdvent calendarという文化があるそうです。Advent calendarとは、12月1日から25日までクリスマスを待ち望むかのように1日ずつ窓を開けていくカレンダーのことだそうで、これになぞらえてブログリレーのようなものをやるインターネット文化も同様にAdvent calendarと呼ばれているそうです。
今回の記事はこのアドカレ文化に乗っかって「全国学生トイレ研究会 Advent Calender 2021」への寄稿(?)として書かせていただくものとなっております。
既に学生を卒業しOBという立ち位置になってしまった私でありますが、お声をかけて頂いたからにはきちんと記事を書いていこうと思います。こういう企画初めて!わくわく👀
なんか書いてくれという突然の依頼
トイレ研時代の私
私が東工大トイレ研に入っていたということを知る人は少ないのではないでしょうか。
トイレ研と私が出会ったのは……と書き出そうとしたものの、あいにく入部当初のことが思い出せない。当時の会長に誘われて、なんだか面白そうというノリだけで入会したというおぼろげな記憶しかありません。
思えば私の人生はノリと多少の打算で構成されているようなものでした。高校でバンドに誘われたのも面白そうというノリでOKしましたし*1、今の仕事を選んだのも半分ノリみたいなものです*2。
「トイレに興味をもったきっかけは?」と聞かれてあえて答えるならば、この入会がきっかけと言っても過言ではないでしょう。昔から建造物が好きな人間ではあったので物珍しいトイレなどには興味を示していましたが、それを明確に意識しだしたのはこの時以降であると思います。私が親の敵のごとく嫌っているあの小便器が「RESTROOM ITEM 01」という商品名であることも、TOTOが衛生陶器に猛烈な愛を注いでいることも、すべてトイレ研の活動がきっかけで知ったことでした。
知識を身につけると世界の解像度が変わるというのはこういうことかと感じさせられたトイレ研生活でした。
公衆トイレと私
社会人になった今、最も頻繁に触れ合うトイレが「公衆トイレ」です。
もっとも、私の今の職業をトポロジーよろしく無理矢理に解釈する*3と「外回りの営業職」なのでございまして、外回り中トイレに行きたいとなったときに手っ取り早く目的を達成するための手段として公衆トイレがあるのです。
そんな中、私が注目しているのが日本財団運営の「THE TOKYO TOILET」。渋谷区の公衆トイレを、著名なデザイナー・建築家などの協力を得て生まれ変わらせようというプロジェクトです。公衆トイレを日常的に利用せざるを得ない人としては、使わせる気のないような劣悪な環境の公衆トイレがこのような形で更新されていくというのは大変喜ばしいものです。
トイレが綺麗 (@ 恵比寿公園 in 渋谷区, 東京都) https://t.co/lGzWtKtbOw pic.twitter.com/b10Af3oBkl
— 🍰たかまろ🎄C99金曜東ニ49b (@x_tkmr) 2020年9月10日
仕事の合間にリニューアルされたトイレを探訪する私
もちろん維持管理や費用負担の問題を考えると、このプロジェクトが全国に波及していくとは到底思えませんし、世間でも賛否両論あるプロジェクトであるとは思いますが、これをきっかけに公衆トイレという公共インフラにもう少し世間の目が向けばいいなと思っています。みんな綺麗なトイレ使いたいもんね✨
おわりに(という名のトイレ研布教)
一通り読んでいただければ分かる通り、私にトイレに関する専門知識のようなものは殆どないのでありまして、それでもゆるく楽しく活動できるのがトイレ研究会という場所だと感じています。是非興味があれば現役会員の方々にお話だけでも聞いてみてください。よろしくおねがいします!