夕張支線に行ってきました ~2018年8月旅行①~
新夕張から伸びる盲腸線が「夕張支線」である。(新夕張駅・2018/08/28)
北海道夕張市の新夕張駅から夕張駅の間16.1kmを結ぶJR北海道の路線、「JR石勝線夕張支線」。かつては夕張炭田の運炭路線として栄えたが、近年は利用客の減少により赤字路線となり、また設備の老朽化も重なり、2018年度をもって廃線となることが決まった。そんな夕張支線に今回私は乗車してきた。
「夕張方面」の表記も見納め。(新夕張駅・2018/08/28)
始発は石勝線の新夕張駅。夕張に向かう列車は現行ダイヤではすべてが追分方面からの直通列車となっている。ホームでは廃線前にと訪れたと思われる数名ほどの旅客が夕張行き列車を待っていた。
夕張行きの列車が入線。日高線の車両が運用についていた。(新夕張駅・2018/08/28)
しばらくすると警告音とともに夕張行きの列車が入線。既に1両編成の車内は鉄道ファンや観光客により立ち客こそ出ないものの混雑していた。
途中の各駅では数名の旅客が乗降するのみで大半が夕張駅まで乗車していた。途中の各駅ではファンが車内から駅の様子を撮影する様子も見られた。
夕張駅。廃線を目前にして駅は賑わっていた。(夕張駅・2018/08/28)
列車は30分ほどで夕張駅に到着。駅は駅員無配置駅であるものの観光情報センターを兼ねており、先程までの列車の乗客で駅は賑わっていた。
夕張支線のサボ。(夕張駅・2018/08/28)
列車は数分ほどで折り返し千歳行きとして発車。ファンや観光客を乗せて来た道を引き返していった。
はじめての北海道。なんとか廃止になる前に乗りに行けてよかった。